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統計 その4

 法務省が登記統計を公表しております。
 

2014年分の不動産登記(年次表)における
 種類別土地に関する登記の件数及び個数(平成17年~26年)
 種類別建物に関する登記の件数及び個数(平成17年~26年)
 を比較してみると気が付くことがあります。

 

 なお、上記統計における件数については、申請情報又は嘱託情報ごと,かつ,登記の目的ごとに1件として計上しており、個数とは、不動産登記土地の筆数又は建物の個数を計上しているとのことです。

 

 「遺贈又は贈与による所有権の移転」の過去5年を比較すると、以下のとおりです。
        土地      土地      建物    建物
        件数      個数      件数    個数
 H26   195,590    455,245    36,859   75,853
 H25   197,407    471,912    37,230   74,308
 H24   196,242    458,964    37,086   71,843
 H23   198,807    466,319    36,939   70,717
 H22   197,983    483,981    35,936   69,233

 

 圧倒的に土地の件数、個数が多いです。ただし、土地における個数は減少傾向にあるのに対し、建物の個数は増加傾向にあります。
 相続対策に区分所有のワンルームマンション1室を購入して生前贈与するという方式がブームになっているそうですから、その影響かもしれません。

 

 

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相続支援センター税理士法人早川・平会計