「めんどくさい」で困るのは・・・
相続手続きはめんどくさい。よくわからない。正直な話です。
めんどくさいから、代行やら専門家が存在します。
しかも相続は、その人・家によって形が異なりますから、事務等を定型汎用で対応しようともピタッっとあてはまらない場合があります。
なおかつ、なんでこんなことするんだ。税金のほかに報酬も払う必要があるのか。
だったらほっといて、指摘を受けたときにやればいいや。
というのは率直な気持ちでしょう。
これで済ますことができればよいのですが、特に不動産等はやっかいです。
不動産等を売却する場合や家屋の建替え・リフォーム等で融資を受ける場合には、登記簿上の権利者とその申請者等が一致していませんと事実上、取引が実行できません(融資がおりません)。
名義変更をきちんと済ませていなかったために一つの土地に50人超の権利者が発生した事案もありました。一般人ではどうにもなりませんね。時間とお金がかかります。
放置しておくと困るのは次の世代です。
子孫に恨まれると供養もしてもらえないかもしれません・・・