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  • ペイオフで預金切捨て!  「概算払い」の税務

     昨年9月、日本振興銀行の破たんにより、国内初となるペイオフが適用されることになった。これにより、同行への預金などの債権は預金保険機構が預金者一人当たり1千万円まで保護することになる。  これにともない、同機構はペイオフ […]

  • 相続と民法 その11 相続財産①

    相続財産についての一回目です。 第896条 相続人は、相続開始の時から、被相続人の財産に属した一切の権利        義務を承継する。ただし、被相続人の一身に専属したものは、この限        りではない。  相続人 […]

  • 相続と民法 その10 廃除

     相続人の廃除とは、相続人に欠格ほどではないが一定の事由があり、被相続人がその者に相続させることを希望しない場合に、被相続人の申し立てにより、家庭裁判所がその者の相続権を失わせる制度のことです。 第892条 遺留分を有す […]

  • 贈与のすすめ?

     平成23年度の税制改正で、1月1日からの贈与税の税率構造が見直される予定です。また、直系尊属(父母、祖父母)からの贈与については、一般の贈与と区別して税負担を軽減する特例が設けられます。ちなみに、直系尊属からの贈与につ […]

  • まさかの与謝野氏入閣  第2次菅内閣は増税路線へ

    菅第2次改造内閣の最大のサプライズだった与謝野馨氏の入閣。野党からは「権力の亡者と言われても仕方がない」(社民党の福島瑞穂党首)など批判が相次ぎ、「たちあがれ日本」の生みの親の石原慎太郎東京都知事も「君、恥かきたまうこと […]

  • 相続と民法 その10 欠格

     相続人となるべき者に重大な事由があって、相続させることが妥当でないと考えられる場合があります。このような場合に、相続権を剥奪し相続人である資格を失わせることを、相続欠格といい、これに該当する相続人を相続欠格者といいます […]

  • 相続と民法 その9 代襲

    今回は代襲について解説します。  代襲(相続)とは、相続開始前に相続人となるべき者が、死亡その他の理由により相続権を失った場合に、その者の直系尊属が、その者に代わって同一順位で相続人となり、その者の受けるはずであった相続 […]

  • 含み損抱えたゴルフ会員権  一時所得から損益通算

     昨年後半からゴルフ会員権の取引相場が下がっているという。含み損を抱えたゴルフ会員権の売買に伴う税務については、譲渡所得金額の計算に注意が必要だ。現在、ゴルフ会員権の譲渡所得は総合課税の対象。譲渡収入金額から取得費や譲渡 […]

  • 相続と民法 その8

    相続人の最終回です。 第890条 被相続人の配偶者は、常に相続人となる。この場合において、第887        条(子及びその代襲者等の相続権)又は前条(直系尊属及び兄弟姉妹        の相続権)の規定により相続人 […]

  • 相続と民法 その7

    新年は、相続人の3回目からです。 第3順位の血族相続人は兄弟姉妹となります。兄弟姉妹が複数いれば、それぞれ同順位で相続します。 ただし、父母を同じくする兄弟姉妹と、父母の一方を異なる兄弟姉妹がいる場合には、相続分はことな […]